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詩集

最近読んだ詩集2冊。
○レモンとねずみ
 石垣りん  童話屋 2008-04
 石垣りんさんが亡くなられた後に出されたもの。生前に詩集として出版されたものは読んでいたが、うかつにもこの本には気がついていなかった。図書館の棚を眺めていた時に目に飛び込んで来た。
かつて現代詩手帖にご本人の朗読がはいったCDがついていた。その声を思いながら読んだ。柔らかくも重みのあることばがしみ込んでくる。

○声の生地
 鈴木志郎康 書肆山田 2008-04
 これも図書館の棚で見つけた詩集。
 あとがきの冒頭部分を引用しておく。

 “この詩集の題名『声の生地』は「こえのきじ」と読んでほしいと思っていたが、「こえのせいち」とも読めると言われて、それでもいいという気がしてきて、「きじ」と「せいち」が重なって、詩集に収めた詩を全体的に引き受けてくれるように思えてきた。声は独自なものだ。その独自な声を持って人は生きている。わたしは自分の身体や考え方の独自なところにこだわって生きてきた。いやんなっちゃうこともあったが、それを受け入れて木を取り直してきた。その辺りのことですね。”
 
 饒舌であって余計でない言葉が迫ってくる。

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コメント

鈴木志郎康さんのことば、とってもよいですね。
ひきうける、そういうことなんだなぁ、と思いました。
石垣りんさんの、肉声....
わたしも聴いてみたいなぁ〜と思いました。

投稿: Pippo | 2009年10月12日 (月) 21時31分

Pippoさん。書き込みありがとうございます。石垣りんさんの肉声CDは、現代詩手帖特集版 石垣りん(2005−05)についていたものですが、ライブ録音と思いますが、とてもよかったです。(この他にも、「日本現代詩の六人」に収録されているものも聴きました)

投稿: グレアムペンギン | 2009年10月12日 (月) 22時48分

石垣りんさんのCD、実は図書館で借りたものです。本当は、買いたかったのだけど...。

投稿: グレアムペンギン | 2009年10月12日 (月) 23時37分

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