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ことばが渡されて ポエトリーステージ第2夜

 「ちめんかのや」さんの2階ギャラリーに響き渡る「いんちき手回しオルガン」の音。弾きながら歌うは、オグラさん。背後からの照明に、オグラさんの表情は見えにくい。しかし、いんちき手回しオルガンのリズムに乗り、いっきに会場はオグラさんの世界となった。Pippoさん主催のポエトリーステージ第2夜の開始だ。(第1夜の様子はこちら

 オグラさんの歌を聴くのは2回目。前回は「あいおいの里」でのイベントの時。その時は相生の里におられる高齢の方々もおられ、なつかしい唱歌や歌謡曲もあった。その時は、ご高齢の方々とのやりとりが、とても楽しい時間を作りだしていた。

 今回は、オリジナルの曲。照明が明るくなる中、途中から風変わりなギター(胴が桶?)に持ちかえる。MCを挟みながら、歌は続く。その中で、「希望をかんたんに歌いすぎる」という言葉が残る。その後に歌われた「光と闇」とをテーマにした曲に考えさせられる。楽しくちょっと考えさせる第1部は、あっという間に終わる。

 第3部のトークの時に披露されたケータイ写真詩も意外な?好評。オグラさん本人もびっくり。あいおいの里での時も聞いたが、会場の反応がまったく違う。もりさがる?場合も多いというが、オグラさんが言うように、聴衆のことばへの感覚の違いか。オグラさん、Pippoさんとのトークでの話を聞いていても、ことばのミュージシャンだなと思う。どんなリズムやメロディーでも、ことばが伝わってくる。

 第2部のPippoさん、今回は朗読だけでなく、自作の歌も披露。しばらくぶりに、生でPippoさんの歌のステージを見た。詩の朗読の時とちがう、ふしぎなオーラを漂わせながら歌うPippoさん。最近は詩の活動が中心となっているが、歌姫としての活動ももっと見たいというのは贅沢な願いだろうか。

 詩の朗読は、新作も含めて、進められる。あらためて思うのは、「詩のことば」をそっと手渡してくれる朗読ということ。朗読という器に大切に盛られた詩のことば。渡された「ことば」が自分の中で広がっていく。尾形亀之助の詩につけられたカヒロさんの新作のSEが、とても効果的だった。ことばを印象に残す音だと思う。
 楽しい時間は、あっという間に過ぎていく。本来は最後に予定されていた二人それぞれの曲を、時間の都合でトークの途中に挟みむということになった。オグラさんとPippoさんの組み合わせ、とても面白い。二人いっしょのステージをまた見てみたい。

 最後になったが、Pippoさんがトークの途中で披露した「風の子保育室」。妻の勤務さきの保育園の園歌だが、園長の歌詞を生かしてくださったカヒロさんの補作詞と曲、そしてPippoさんの歌に心より感謝したい。

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